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知り合いの住宅会社に頼む時こそ、第三者の存在が大事!
こんにちは。おうちの買い方相談室 本店のスタッフです。
今回は、知り合いの住宅会社に家づくりを頼んだ際、どのような落とし穴があるかを
ご紹介します。
Aさん一家の体験談
ご主人様と奥様、お子さん2人のAさん一家。
そろそろマイホームを買おうとなり、ご主人様のお知り合いに住宅会社勤務の方がいることもあって、その会社の注文住宅を購入することにしました。
ご主人様のお知り合いということもあり、家づくりはとんとん拍子で順調に進み、ついにマイホームに引っ越しする1週間前となった時のことです。担当営業マンから1本の電話がかかってきました。
「すみませーん。水道工事が間に合わなくて、まだ終わってないんです。」
なんと、入居1週間前のこのタイミングで水道工事がまだ終わっていないことを電話で知らされたのです。しかも、話をよく聞くと、本当は少し前から水道工事が間に合わないかもしれないことを営業マンは把握していた様子でした。
普通に考えたら信じられないことですが、実は家づくりでは決して少なくないトラブルケースです。
水道工事が終わらないともちろん住むことはできません。でも、すでに今住んでいる賃貸は1週間後に退去が決まっており、絶対に出ていかなくてはなりません。
Aさん一家は工事が終わり入居できる状態になるまで、約1週間程ホテル住まいをしたそうです。引越し業者については、なんとか日程をずらしてもらうことができたものの、日程変更の追加料金が発生しました。
ホテル代も引っ越しの追加料金もすべてAさん一家の負担だったそうです。
ご主人様の知り合いということもあり、営業マンに強く言えなかったと奥様は仰っていました。
知り合いのハウスメーカーに依頼するメリット・デメリット
知り合いにお願いすると、気心が知れて話しやすいというメリットはありますが、このようなトラブルになった時、購入者が
- 今後の関係が悪くなったら
- 今揉めると家がいつ完成するかわからなくなるかも
という気持ちから強く言えなくなってしまうデメリットがあります。
知り合いの住宅会社さんにお願いすることが悪いわけではありません。
- 多くのハウスメーカーの中から選ぶ手間が省ける
- コミュニケーションが取りやすい
などのメリットももちろんあります。
しかし、今回のケースのように
- 不満があっても言いづらい
- 契約が断りづらい
- 対応がずさんになる可能性がある
などのデメリットもあるのです。
ハウスメーカーの営業マンがビジネスライクに対応していただける方でしたら
問題ないと思いますが、やはり相手も人です。いろんな営業スタイルの方がいて、それは
こちらではコントロールできないものです。
気持ちよく住宅購入するためには?
誰でもおうちづくりはトラブルなく、スムーズに進めたいものですよね。
家づくりから住むまで、そして住んだ後も「この家を買ってよかった!」と思えるように
知り合いだから…と依頼するのではなく、たくさんある住宅会社・工務店の情報を知ってから、マイホームを作ってくれる会社を選んだうえで、おうちづくりしませんか?
おうちの買い方相談室では、住宅購入のプロが中立な立場で家づくりのアドバイスとサポートをいたします。
そろそろマイホームを買いたいなとお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。