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住宅に必要なモノとは
9月を目前に控え、少しずつですが朝晩に秋を感じられるようになってきましたね。
さて、この時期に気になってくるのは「台風」。
今週末も大きな台風が近づくかも・・・との予報が出ていますので、皆さましっかり対策を。
台風対策と言えば、まず頭に浮かぶのが「雨戸を閉める」ということ。
私の実家も含め、在って当たり前と思っていた雨戸ですが
最近では建売・注文住宅を問わず雨戸の無い家がけっこう見受けられます。
いったいなぜ!?
・・・ということで、今回は雨戸についてちょっと考えてみました。
そもそも家に雨戸を付ける目的は、ご存じの通り雨風を防ぐことです。
室内に雨風が吹き込んだり、場合によっては飛来物によって窓ガラスが割れてしまい家族が怪我をすることも防いでくれます。
このイラストのように毎回ガラスに保護テープを貼るのは大変ですよね(;^_^A
また、他のメリットとしては
・窓ガラスより頑丈で防犯対策になり安心
・もし隣が火事になったとき延焼を防げる
・直射日光を防げ、遮熱や遮光ができる
・防音効果が上がる
・・・、というようなことが考えられます。
逆にデメリットとしては
・費用がかかる
・雨戸を閉めると不在アピールになり、逆に防犯によくない
・防犯ガラスで十分安心
・遮熱や防音に対してサッシやガラスの性能が上がっている
・家のデザインに合わない、設置スペースが必要
・・・という感じでしょうか。
たしかに、「雨風を防ぐ」という本来の目的に限って言えば
サッシやガラス性能の向上により
以前は「絶対に付ける」モノだったのが
今では「付けても付けなくても」な設備になってきているのかもしれません。
個人的には、近隣の家の窓が台風で割れてしまって大変だったことを見た経験から
「雨戸を閉めれば交換するまでとりあえず凌げる」という安心感が欲しいタイプです。
もちろん、建てる場所や環境で変わりますので
状況に合わせてしっかり検討して決められてくださいね。