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住宅予算、子ども2人の場合はいくら?大分の現実的な目安
「子どもが2人いるけど、マイホームは買えるのかな…」大分でマイホームを検討されている子育て世帯から、よくこんな相談を受けます。住宅ローンを組みながら教育費も準備できるか、不安に感じる方は多いです。この記事では、子ども2人の家庭が大分でマイホームを購入する際の現実的な住宅予算の目安をお伝えします。
まず「教育費の総額」を把握しよう
子ども2人の住宅予算を考えるとき、まず把握しておきたいのが教育費の総額です。住宅ローンと教育費は同じ家計から支払われます。つまり、教育費を知らずに住宅予算を決めると、後から家計が苦しくなるリスクがあります。
文部科学省の調査をもとにした教育費の目安は以下の通りです。
- 公立のみ(1人):幼稚園〜大学まで約1,100万円
- 私立のみ(1人):幼稚園〜大学まで約2,660万円
- 公立のみ(2人):合計約2,200万円
- 公立+一部私立(2人):合計1,800〜3,000万円程度
大分市内では公立進学が比較的多い傾向がありますが、それでも2人分で2,000万円前後の教育費が必要になります。そのため、住宅ローンの返済額を決める前に、教育費の積立額も同時に試算することが重要です。
なお、文部科学省は子供の学習費調査を公表しています。進路パターン別の詳細データを確認できます。
大分の年収別|住宅予算シミュレーション
住宅予算の上限は「年収の何倍まで借りられるか」ではなく、「毎月いくら返せるか」で決めることが重要です。しかし、多くの方が借入可能額を住宅予算と勘違いしています。以下に年収帯別の目安を紹介します。
年収500万円の場合
手取り月収は約33万円程度です。そのため、ローン返済は月8〜10万円(手取りの25〜30%)が目安になります。借入総額は2,500〜3,000万円程度に抑え、さらに月2〜3万円を教育費として積み立てる計画が理想的です。
月収39万円世帯(年収600万円)の場合
手取り月収は約39万円です。したがって、月10〜12万円の返済が現実的な水準になります。借入総額は3,000〜3,800万円程度を目安に、また月3〜4万円の教育費積立を同時に計画しましょう。
余裕ある返済を目指す場合(年収700万円)
手取り月収は約45万円程度になります。返済目安は月11〜14万円で、借入総額は3,500〜4,500万円程度が現実的です。一方、月4〜5万円の教育費積立を確保できる計画が理想的な水準です。
これらはあくまで目安です。実際には貯蓄額・頭金・車のローンなどによって変わります。また、共働きか専業主婦かによっても大きく異なるため、家計全体で試算することが必要です。
住宅予算が「想定より低くなる」3つの理由
子ども2人の家庭が住宅予算を立てるとき、当初の想定より低くなるケースが多くあります。主な理由は以下の3つです。
① 教育費の支出ピークが重なる
子ども2人の年齢差が3〜4年の場合、高校・大学の入学時期が重なることがあります。その時期は年間100〜200万円を超える教育費が発生します。しかし、住宅ローンの返済額は変わりません。そのため、教育費ピーク時の家計を事前にシミュレーションしておく必要があります。
② 収入上昇を前提にしてはいけない
「将来収入が上がれば大丈夫」という前提でローンを組むのは危険です。大分市の平均年収は約474万円で、全国的に見ても賃金上昇が緩やかな地域です。したがって、収入が上がらなくても返せる額を基準にすることが、長期的な家計安定につながります。
③ 変動金利の上昇リスクを見落としやすい
2026年現在、変動金利は上昇傾向が続いています。たとえば、3,000万円を変動0.5%で借りた場合の月返済額は約7.7万円です。一方、2%に上昇した場合は約9.8万円と、月2万円以上の差が生まれます。住宅予算を決める際は、金利上昇のシナリオも含めて試算しておきましょう。
教育費と住宅予算を両立するためのポイント
住宅予算と教育費を両立するために、以下の3点を押さえておきましょう。
- わが家の養育費がいくらかかるか把握する:養育費の見通しを立てたうえで、住宅予算と合わせて計画を立てることが大切です
- 返済額は手取りの25%以内を目標にする:金融機関の審査基準(35%)より厳しく設定することで、教育費ピーク時の余裕が確保できます
- 繰上返済より教育費積立を優先する:子どもが小さいうちは教育費の積立を優先し、子どもが独立してから繰上返済に切り替える方が家計リスクが下がります
家族全体のライフプランで住宅予算を考える
住宅購入は大きな買い物です。しかし、教育費まで含めた家計全体で考えられている方は多くありません。また、住宅会社の営業担当に相談しても、教育費や生活費まで含めたアドバイスは難しいのが現実です。そのため、中立な立場からのサポートが必要になります。
おうちの買い方相談室 大分本店では、住宅予算だけでなく教育費・生活費を含めたトータルのライフプランを無料でサポートしています。
- 年収・貯蓄・生活費を踏まえた無理のない住宅予算の算出
- 教育費ピーク時の家計シミュレーション
- 変動・固定金利の比較と金利上昇シナリオの確認
「子どもがいるけど、マイホームは買えるのか確かめたい」という方は、まずはお気軽にご相談ください。

監修者
久保 徹弥(くぼ てつや)|おうちの買い方相談室 大分本店 店長
住宅購入で失敗するご家族を一世帯でも無くしたい。その想いで、大分の家づくり相談に取り組んでいます。
ファイナンシャルプランナー|住宅購入診断士|マイホームFP|書籍掲載・テレビ・ラジオ出演実績あり