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床暖房いる？いらない？
こんにちは！おうちの書いた方相談室の都留です🌼
１２月も後半に差し掛かり寒さが本格化しておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか？
今回はそんな寒さを和らげるもの「床暖房」についてです！
この時期、特に冷え性の方は魅力的に感じやすい「床暖房」の必要性を判断するためにもぜひ一緒に見ていきましょう！
【床暖房の種類】
✔温水式
床材の下に組み込まれたパイプで温水を循環させて、床面を通じて部屋全体を暖める床暖房のことです。
循環する水の温め方として、「ガス式・ヒートポンプ式・灯油式」と３種類に分けられます。
１．ガス式
ガス給湯器などで加熱して温水を作り出す仕組み。比較的早い段階で利用できるメリットがある一方で、設置費用が高額な点がデメリットとしてがあります。
２．ヒートポンプ式
大気の熱を再利用して温水を作り出す仕組み。燃料を使用せず安全性が高い点や排気ガスを出さず環境にやさしいメリットがある一方、熱源機の価格が比較的高いデメリットもあります。
３．灯油式
灯油ボイラーで加熱して温水を作り出す仕組み。燃料代を比較的抑えられるメリットと、都度給油が必要になるデメリットがあります。
✔電気式
電気で発熱するヒーターなどを仕込み、床面を通じて部屋全体を暖める床暖房のことです。電気式も発熱方法によって３種類に分けられます。
１．電熱線ヒーター式
床下の電熱線に電気を流して暖める従来型の仕組み。初期費用が安い分、ランニングコストがかかる点がデメリットがあります。
２．蓄電式
電気料金が比較的安い深夜に床下に敷いた蓄熱材の熱をため、日中に放熱させる仕組み。メンテナンスに手間がかからない点がメリットですが、初期費用が高いというデメリットもあります。
３．ＰＴＣ（Positive Temperature Cofficient:正温度係数）方式
面状やチップ状の熱源が自動で温度調節することで、暖めすぎを防止する仕組み。高齢者や子どもがいる家庭で安全に使用できるメリットと、場所によって暖めるまでに時間がかかるデメリットがあります。
【床暖房のメリット】
☀足元から温まる
床暖房を設置すれば、足元からじんわりと温まる点がメリットです。それに対し一般的な暖房を利用した場合は、暖かい空気は上に向かい、冷たい空気が下に溜まってしまうため、足元が冷えてしまいます。
足元を温めることで血行促進につながるため、床暖房は体の冷え対策として◎。また室内でスリッパを脱ぎ履きする手間を省き、裸足で快適に過ごせます。末端冷え性の方にも嬉しいポイントです☺
☀お掃除が楽ちん
床暖房は床下に設置するものでコンセントや器具が表面に出ていないため、一般的な暖房器具のように邪魔にならず、掃除機を楽にかけられる点もメリットです。
シーズンにあわせて暖房器具を取り出したり、片付けたりする必要もありません。また、エアコンと異なり風を起こさないため、ホコリなどが舞い上がり空気がよどむこともないでしょう。そのほか、騒音の心配がない点も床暖房のメリットです。
☀乾燥しにくい
床暖房を使用すると、一般的な暖房に比べて乾燥しにくい点もメリットです。温風を出さずに足元から温められる点が乾燥しにくい理由として挙げられます。
部屋が乾燥しにくいことで、風邪や健康トラブルの防止につながりやすく、また乾燥しにくければ肌荒れや髪への悪影響を軽減できるため、美容への効果を期待できます✨
【床暖房のデメリット】
⚠初期費用・光熱費が高い
一般的に、床暖房のデメリットとして初期費用や光熱費が高い点が挙げられます。状況によっては電気ヒーターやエアコンを使った方が安く済む場合があります。床暖房は種類によって初期費用や光熱費が異なるため、予算や生活環境によって調節しましょう！
※初期費用を抑えるためには、あとからではなく新築時に設置することがポイントです💡
⚠温まるのに時間がかかる
電源を入れてから、室内が十分に暖まるまでに時間がかかる点も床暖房のデメリットです。床暖房の種類によって異なりますが、一般的に温まるまでに１時間は必要です。帰宅してからすぐに体を温めたい場合や、帰宅して数時間後に出かけるなど出入りが多い場合は床暖房は適しません。
⚠低温やけどをする可能性がある
床暖房は床の温度を高くして暖める仕組みのため、長時間床面に接していると低温やけどのおそれがある点もデメリットです。低温やけどとは、数分から数時間にわたり４４度～５０度前後のものに皮膚が直接触れることで、引き起こす「やけど」のことで、すぐに自覚症状があらわれないためとくに高齢者や小さなお子様は注意が必要です。
いかがでしたでしょうか？
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