blog
「そろそろ家を建てたい」と思ったとき、最初に相談すべき場所は?

「いつかはマイホームを」と考え始めたとき、まず何から手をつけたらいいのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
「そもそも、どれくらいの予算が必要なの?」
「自分たちはいくら借りられるんだろう?」
「住宅ローンは銀行に相談するもの?」
「住宅展示場に行けば情報が集まるのかな?」
「返済の計画ってどう立てるの? ライフプランは必要?」
「土地はどう探す? やっぱり不動産屋さん?」
――こんな風に、疑問や不安が次々に出てきて、「誰に相談すればいいのかわからない」と立ち止まってしまうこともありますよね。
そこで今回は、住宅購入を検討中の方に向けて、代表的な相談先の種類と、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に解説していきます。
主な住宅購入の相談先とは?
住宅購入に関する相談先として、代表的な5つをご紹介します。
- 住宅展示場を訪れる
- 不動産会社を利用する
- 住宅会社に相談する
- ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する
- 住宅購入専門の相談窓口やショップを活用する
どの窓口も住宅購入に必要な専門知識を提供してくれる場所ですが、自分に合った相談先を見つけるには、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。
各相談窓口の特徴・メリット・デメリット
住宅展示場を訪れる
住宅展示場が選ばれる理由
- CMなどでよく見るため
- いろいろな家を比較できそうだった
- 実際に見て体感したかった
メリット
- 実物を見て建物の雰囲気や内装を確認できる
- 家族で見学することで意識の共有ができる
- 1日で複数社の家を見比べられる
デメリット
- 事前知識がないと営業トークに流されてしまう
- モデルハウスの豪華さに圧倒され、現実とのギャップに後悔するケースも
まとめ
住宅展示場は「見るだけ」のつもりで訪れても、営業トークで一気に購入モードに入ってしまうことも。まずは家づくりについて一定の知識を持ってから訪問するのがおすすめです。
不動産会社を利用する
不動産会社が選ばれる理由
- 土地探しから始めたかった
- 住みたい地域が明確で、建てる住宅会社にこだわりがなかった
メリット
- 土地探しには不動産会社の方が詳しい
- 中古物件やマンションも含めて幅広い選択肢がある
- 契約やローン相談までサポートしてくれることもある
デメリット
- 不動産会社の数が多く、良し悪しを見極めにくい
- 土地を売るのが目的で、建てる家についてはノータッチの場合が多い
- 土地の形や条件によっては希望の家が建てられないことも
まとめ
エリア重視で家探しをしたい方には不動産会社が有効です。ただし、土地の購入と住宅設計は同時進行が望ましく、住宅会社やライフプランの相談も併用するのが安心です。
住宅会社に相談する
住宅会社が選ばれる理由
- 「家づくり=住宅会社」というイメージがあったから
- 相談会や見学会に参加し、家づくりへの関心が高まったため
- 友人や親戚が建てた家に感動し、その住宅会社を紹介してもらった
- 通勤途中などで立ち寄りやすかったため
メリット
- 家づくり全般を幅広く相談できる
- 間取りや費用など、具体的な提案がもらえる
- 土地付き住宅を扱う会社なら、建物と土地の相談が同時に可能で効率的
デメリット
- 土地非対応の住宅会社では、別途自分で探す必要がある
- 営業トークで予算ギリギリの提案をされることも
- 複数の会社を比較するのは手間がかかる
- 各社のPRがうまく、「ここが一番」と感じて決めきれなくなることも
- 一度相談すると断りづらくなる(紹介などの場合は特に)
まとめ
住宅会社に明確な希望がある場合は直接相談も有効です。ただし、基本的に“家を売る”のが住宅会社の目的。資金面の相談はできないため、ライフプランや家計の見直しは別の窓口を利用しましょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する
ファイナンシャルプランナー(FP)選ばれる理由
- 住宅ローンについて詳しく知りたかった
- 教育費や老後資金など、家計全体の見直しをしたかった
※FPには「企業系」と「独立系」があります
■企業系FP
金融・不動産・保険会社などに所属。相談無料が多いが、自社商品の提案あり
■独立系FP
どの企業にも属さず中立な立場。相談料は有料が一般的
メリット
- ローンや金利、家計の相談ができる
- ライフプランをもとに、無理のない資金計画が立てられる
- 家づくり以外の将来設計にも強い
デメリット
- 独立系でも完全中立でないケースもある
- 無料相談の裏には商品販売の目的があることも
まとめ
お金の相談には心強い存在。FPの立場を見極めて利用することが重要です。家の設計には対応していないため、住宅会社選びは別途必要です。
住宅購入専門の相談窓口を活用する
住宅購入専門の相談窓口が選ばれる理由
- 複数の住宅会社を比較せずに済む
- 相談が無料だから
メリット
- 中立的な立場からプロのアドバイスが受けられる
- ライフプラン・住宅ローン・会社選びまでトータルサポート
- 家づくりにかけられる予算が明確になる
- 住宅会社とのやり取りも代行してもらえる(断りなども含む)
デメリット
- 家計状況によっては「今は買わない方がいい」と言われることも
まとめ
住宅購入の全体像を捉えたうえで、冷静かつ現実的なアドバイスがもらえるのが大きな魅力です。迷いなく納得のいく家づくりを進めるための心強い味方です。
あなたにぴったりの相談窓口はどれ?
これまでに紹介した5つの相談先を振り返って、あなたに合うスタイルを見つけてみてください。
家づくりの知識があれば、複数の窓口を併用するのもおすすめです。
ちなみに、私たち「おうちの買い方相談室」は、⑤の「住宅購入専門の相談窓口」にあたります。
複数の住宅会社を中立の立場で比較し、ご家庭のライフプランに基づいた資金計画をご提案。 住宅FPエキスパートや住宅購入診断士が、購入前から購入後までをしっかりサポートします。
「なんとなく1社に決めてしまった」 「打ち合わせがうまくいかずモヤモヤしている」 「ローンの返済が想像以上に大変…」
そんな後悔を防ぐためにも、私たちのような中立的な相談窓口をぜひ活用してくださいね。
\ 無料相談受付中! /